海を渡ること






最後の卒業生がこの春、大学を卒業しました。
それぞれの門出にあたり、嬉しいメールが来ました。
行動する娘たちは、自分の教え子だって、思えてしまいます。




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軽薄な卒業旅行ではなく、開拓者の姿勢が素敵です。
右側の、インド人になりきった娘からのメールでした。
大学院でまた、医療に関してお勉強のようです。


(前略) 卒業旅行でバスケ部だったYさんとインドに行きました。[新月]彼女は、今月から羽田空港の国際線、ANAで勤務するそうです。[新月]ガンジス川のほとり、火葬場のすぐそばの日陰に腰を下ろし、人が火葬される様子や貧困で火葬できず捨てられた子供の亡骸が、野生の犬や牛に食べられる様子をぼんやりと眺めながら、 言葉では表現できない何か大きいものを感じたり、 子供を抱えたおばあちゃんくらいの女性にミルク代を物乞いされたり、 高額ツアーを組まされたために翌日二人で全額返金を求め戦ったり 、想像以上に濃いインドでした。[新月]最終日にカレーであたり、二人仲良くお腹を壊したものの、 無事帰国しました。 (後略)



こういう娘の感受性が好きです。
医療従事者として、アフリカへの勤務を夢にしています。
ただ、保護者の方には申し訳なくて、でも、行け!って応援しています。

老人の船に乗る資格は、私にはありません。
でもね、こういう、わが娘を含めて、未来建設する連中を応援したいです。
まあ、オレのできることですから、一緒に飲むだけですがね。




ファイト!

この記事へのコメント

  • あるいる

    海を渡っても渡らなくても、自分の足と力と頭で前へ進んで行こうとする若者が眩しく見えるときがあります。
    足取りがつたなくても、頭でっかちでも、真剣に少しでも前へ進もうとする姿勢が素晴らしく思えるときがあります。
    近頃の若いヤツもなかなかやるやんけ、と、思う時があります。
    ココロの中でエールを送ります。
    助けを求めてくれば、ちょっと困りながらもなんとか応えようとはしてみます。
    と、情けないコトを思う僕はええ加減なおっさんです。
    若者から教えられること、たくさんあります。
    昔の人は云いました。
    亀の甲より 歳の劫。
    無駄に歳だけ食っているような気がしないでもない今日この頃ですよ。
    まったく関係ありませんが、tommy88 さんのところに卒業後訪問して来たり、報告が来るのは女性のほうが圧倒的に多いような気がします。
    なんでやろ?と、素朴な疑問です。
    男は照れるところがあるからでしょうかね。
    tommy88さんを先生ではなく男としての競争相手と見ているのでしょうかね。
    不思議ですが、ちょっと羨ましいですよ。
    2018年04月12日 04:14
  • hatumi30331

    インドに、行ってみたい!
    卒業旅行なんですね。
    羨ましい! 青春や!
    恩師にもその事を伝えようと〜
    その気持ち嬉しいね。^^

    今日は、いいお天気。
    春の嵐の後を撮って来ようかな?^^
    2018年04月12日 07:26
  • KOME

    世界の現状を目の当たりにして、志しに深みが増すか、あるいは勢いがつくかわかりませんが、貴重な経験です。
    2018年04月12日 08:12
  • viviane

    素晴らしい!
    前向きにそして先ず世界を見よう!とする姿勢の若者は、私も絶対に応援したいです
    でも、何故か女子が多い様な気がします  男子も頑張れ~!
    インドは色々な事を考えさせられる地
    でも、必ず~~~~100%!カレーで食あたりするんですよね(;_;
    2018年04月12日 10:29
  • JUNKO

    日々感動に満ちていた時代を思い出します。若い力を有効に使ってほしいですね。無限の未来があるのですから。
    2018年04月12日 17:54
  • Take-Zee

    こんばんは!
    すっかり落ち着かれたようですね!
    読者としても良かったと思います、ぜひ亀戸天神の
    藤の花をご覧ください・・とっても感激します!
    2018年04月12日 19:27
  • DON

    サワディー
    コップンカー でしたっけ?
    2018年04月12日 19:34
  • snow

    僕は感じますよ
    先生に話すだけで
    安心して背中を押してもらえることを
    2018年04月12日 22:14
  • 裏・市長

    インドのカレーはよいカレー、
    おなかの皮まで踊りだす…らしい。

    同じ教室で集っていた人々が、
    世界のアチコチに散らばって活躍。
    それを知らせてくれるなんて、
    先生冥利に尽きるわ!。

    ワシなんて、卒業してから先生に
    連絡とったり会ったこと一度もないわ(笑)。
    自慢できるこっちゃないけど。

    tommy先生に教わっていたら、
    「いま、オレ、出世してブロガーです!」と、
    連絡していたと思うわ。出世かどうかは別として。
    2018年04月14日 08:01