5月31日締め切りの懸賞に挑戦をしていた。
まだ何もできておらず、焦っていた。
あと2週間足らずとなった時、打ちのめされそうなニュース映像を見てしまった。
4月に池袋で87歳の男が暴走し、ふたりの親子を殺した事件があった。
約1か月後に、任意の事情聴取を受けるために警察署を訪れた姿。
その姿の異様さに呆れてしまい、その後、怒りを覚えたのだった。
もちろん口先では謝罪するが、帽子にサングラス、マスク着用。
自分自身を透明人間にするだけではなく、両手に杖を突いている。
弱者を装う狡猾さに虫唾が走った。
男らしく、男のくせに、子ども時代に言われ続けたこと。
そこで描かれる姿はおそらく、潔さというものだろう。
だから、透明人間に加工して弱者を装う輩に怒りを覚えるのだと思う。
潔さや正義感から距離を置いて、10日あまり情報を遮断した。
今年で3回目の挑戦になる、懸賞童話。
懸賞金目当ての不埒な姿勢でも、書き上げて2日かけた校正は実に楽しかった。
今まででイチバンの出来だと思う。
だって、いままで応募したら読み返すこともなかった。
実は今回は、毎日読み返してニヤニヤしている。
タイトルは、ぼくは泳げない。
応募は添付ファイルで送ったが、一太郎は始めの1行が自動的にタイトルとなる。
何も考えず、だからタイトルは、始めの1行がそのまま。
小学校で習う漢字だけを使った。
主人公は小学2年生だけど、小3で習う「泳」を使った。
こういう別世界で遊びながら、カネにならんかなぁ~と下世話なオヤジ。
だから応募後も、暫く、ずるい年寄りを見たくなかったのでした。
しかしまあ、知らぬ間に、暴走事故だらけ。
異常事態だと思い、天変地異を恐れ、末法の世ぞ。
ファイト!
この記事へのコメント
zombiekong
あるいる
黒い装いで左足を組みうつむき加減にスマートフォンでも眺めていそうな女性の50年後は、白髪頭で背中が曲がりかけながらシロツメグサがまばらになったベンチに座り前を眺める婆さまでしょうか。
と、これまた勝手な想像・空想・妄想です。
歳をとると見なくていいものまで見てしまうけれど、楽しいコトもそれなりにで、C'est La Vieと笑い飛ばせればいいなと、世間知らずで苦労知らずのおっさんは思ったりするのです。
創作童話の応募が年中行事のようですね。
一年間頭の片隅でずっとあたためていたものを一気呵成に書くのはしんどいけれど楽しいだろうなと勝手な想像です。
文才も創作力もない僕にはただただ羨ましい限りなのですよ。
結果が楽しみですね。
「僕は泳げない」で、山田詠美さんの「僕は勉強ができない」を思い出してしまいました。
気が向いたら読み直すといたしましょう。
単純なおっさんです。
リス太郎
Take-Zee
超高齢者の事故が相次いでいますが、
記事のとおり、あの87歳の元官僚の態度は
許せませんね。 まだ車のせいにしているようです。
トヨタも何も言わないのは何かあるのか勘ぐってしまう。
(その後の事故もトヨタ自動車が目立ちますが)
足立sunny
テリー
入賞するといいですね。
JUNKO