「米政府の公式方針として、きょうから性別は男女の二つのみとする」
テキサスのテンガロンハット被った人たちに感じる恐怖。
画一的な思考、二項対立思考の日本人的な考えでもあるな、自民。
徐々に解明されつつある問題が、時間をかけて解決されると思いきや。
「生物学的な男女」のみを性別として認める、と来た。
多様性に慣れ始めた私、頑固さが溶解し始めたというのに。
ここはちょっと危ないと思う。
個々の内面の問題にまで配慮し始めた時代が逆行する。
何が怖いのだろう、彼らは。
『ミツバチと私』

■ 作品データ
原題/20.000 especies de abejas
制作年/2023
制作国/スペイン
内容時間/128分
ジャンル/ドラマ
■ 解説 自分の性別に思い悩む子どもを、オーディションで主役に抜擢された新人のS・オテロが好演し、第73回ベルリン国際映画祭で、史上最年少の9歳で主演俳優賞に輝いた秀作。(2020年以降、男女の性的区別を廃止した同賞をまさに体現する歴史的受賞となった。)◆ 男の子として生まれながらも、女の子として生きたいと願い、男性的な名前で呼ばれることを嫌って、長い髪をなびかせながら悩み多き日々を過ごす、8歳の子どもココ。そんなココを、家族は愛しながらもどう接していいかよく分からず、微妙な距離を隔てながら見守っていた。夏のバカンスでスペインのとある地方の村を訪れ、叔母が営む養蜂場でミツバチの多様な生態を知ったココは、ありのままで生きることの大切さを学んでいく。
「おい」「だめだ」「うるさい」
それだけで存在感を示せたエラそうな人たち、必見の映画だと思う。
退職後の家族の問題で私も知った、厳格を売りにする愚かな父親。
説明がつかないことを説明せず、言葉だけで圧をかけることの愚か。
60代の半ばにして知るつらさはあったが、自身の好転を信じよう。
学校でも家庭でも社会でも成人しても老いても、子どもたちは苦しんでいる。
幼子だった頃の「?」を忘れて、言葉を省略してしまう。
そうだよな、ちょうど忙しい頃に幼子は畳みかけてくる。
親はつい、忙しい、で押し切ってしまう。
仕事は言い訳だという価値観を持つZ世代に見透かされている。
24時間闘った戦士は、たくさんのことを見落としてきたのだ。
そしてそれが再生産される不幸には、終止符が欲しい。
私が私、親子であっても価値観が違うのだ。
女として生まれたけど私は男だと思う、娘に言われたらショックだろう。
しかし今の自分なら、苦しみを分けてもらい、受け入れるだろう、衝撃だが。
重い気持ちになる映画だったけど、良い映画を観た。
これが「現代」なんだ、だから?
そう、理解しよう、少なくとも、しっかり聞こう。
ファイト!
この記事へのコメント
青山実花
そのような内容だったのですね。
今度観てみます^^
HOTCOOL
https://hotcool0303.seesaa.net/article/2024-02-28.html
JUNKO
ヨッシーパパ
kome
支持者による支持をより強くするために、それに沿った意見を言うのかな。
医学的な面でも色々わかってきているのに、わざと知らないふりをしているのかもです。
ゼレンスキーとの言葉のやり合いも上手でないなあ。