25日の夜、長女はドイツへ帰った。
無事にとりあえずヘルシンキに到着しました、朝6時です。荷物詰め込みに時間かかり、羽田出発が遅れたのですが、果たしてスーツケースは無事にドイツまで届くかな(26日の午後2時20分のLINE)
時差のある世界だし、LINE、既読スルーでも生きてる証。
羽田到着時トランク行方不明で幕開けだったが、無事これ名馬。
長女が小学校高学年の頃から「世界に出す」動機づけをしてきた。
だから喜ばしい状態になっているのだが、寂しいな。
これだけは仕方がなくて、そして、顔つき合わせていがみ合う親子よりいいや。
割り切るしかなく、だから愛妻家と言う原点に戻って、晩年を過ごしている。

家族でも、貴重な時間とお金は大切に、有効に使う。
仕事をしに日本に来た娘、最後の帰国前の数日を、遊ぼ。
そうやって念願かなって、遊んで貰えた父さんは嬉しいのだった。
もっともっと映画の話をしたかったって、欲は出さない。
さあ、何して遊ぶ?
日本文化探求、ということで歌舞伎鑑賞の24日、天皇誕生の振り替え休日。

いやぁ~良かったね、と家族で楽しんだ。
妻と私は大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」を見てるから、分かる。
夫婦で娘に、いま見た歌舞伎の話を説明する、博覧強記、物知り博士。
「きらら浮世伝」、37年前セゾン劇場で初公演の新作歌舞伎だ。
熱い熱い熱量が伝わってくる熱気充満の歌舞伎だった。
自分が晩年を迎えたからだろうが、最後は、心の中の写楽と共に泣いてしまったな。

帰宅後、先日の日曜に放送された大河ドラマを娘も一緒に見た。
歌舞伎で見た物と、ほぼ同じ話で、まだドラマが始まったばかり。
先が気になると言い、次に帰国したらもう少し探索したいと言う。
次回はまた違う演目で見に行こうかと、少しだけ歌舞伎に傾く。
そういう少し落ち着いた時間と空間を共に過ごし、思い出を残した。
また粗食と勉学の日々を世の東西で過ごしながら、いつか、またね。
ファイト!
この記事へのコメント
おと
一緒に、楽しくて貴重な時間を過ごされて、何よりです。
HOTCOOL
離れ離れになってしまいましたが、空は繋がっております^^
mayu
Lonesome社っ長ょぉ〜
歌舞伎の世界の扉はまだ開いたことはありません。かのドラマは録画で
追っかけていますが、普段ならホワイトサイドの役者さんがブラックで
ヒールな役柄を演じているのは面白い演出だと、引き込まれているひとりです。
平賀源内はエレキテルのイメージしかなかったのですが、江戸の秋元康さん
みたいな存在だったとはドラマで初めて知りました。
可愛い子には旅をさせろ、の実写版そのものでした。
とし@黒猫
若者の歌舞伎離れを防ぐために、いろいろ工夫して
現代風にしているそうな。
青山実花
「淋しい」と思えるのは、
とても幸せな事ですね。
会うのも嫌だ、という関係が
この世には沢山あります。
歌舞伎、未経験です。
一度行ってみたいです^^
Inatimy
奴江戸兵衛・・・と、さっき調べて、スッキリ。
ヨッシーパパ
JUNKO