どんなに小さな家族にも、振り返れば大きな歴史がある。
ささやかな日々には小さなことでも、驚きがある。
忙しすぎて駆け足で見守ってきたが、喪失よりも充足感がある。
オレって、こんなふうにしてたんだ。
でも、オヤジにそうしてもらっていた記憶がある。
そして娘も同じようにバランスを取って生きてきた。
キミが生まれた日のことを繰り返し語ってきた。
市川から義母様が、出産準備のお手伝いに来ていたの。
結婚記念日で、函館の家の近くの和食の座敷で食事をしたの。
長女ちゃんと次女ちゃん、義母様とパパ、ママでお食事。
飲み人のパパだけど、急な出産に備えて休酒中。
仲居さんが味噌汁を片付ける時、ママの所でこぼしたの。
ハッと驚いたママが緊張して、あらら、お腹の中のキミが出たいよぉ~って。
あらら、それは本当で、話の細部は盛ってるかもしれないね。
さて、こりゃダメだと、ママを連れて病院に行ったの。
深夜を過ぎてキミが誕生したのだよ。
だから、札幌時代ずっと、キミの誕生日には味噌汁を出すようにしていたの。
語り継がれたお話は、キミのパートナーにも受け継いでもらおうかな。
なんて可愛いんだろう。
このまま大きくならないのなら、ずっとずっと一緒に居られるけれど。
それでは人生を楽しめないからね。
よく歌で、娘の婿になる男性を殴らせてくれと言う父親像、何て昭和の話だ。
こんな可愛い子のパートナーになる婿殿には、いいなぁーって思う。
だから父はね、キミが愛した男性を好きになるようにしているの。
可愛いなぁ、私の子ども時代の写真を見て、母がよく言っていた。
今は同じ気分かな、もう戻れないってことは分かるんだけどね。
小学生の時、ずっとずっと一緒だよと言ったらキミが泣いたから、束縛はしない。
この記事へのコメント
kenji-s
Jun-ar
bgatapapa
ゆうのすけ
父のような人を選ぶ!とよく聞きますよね。
>だから父はね、キミが愛した男性を好きになるようにしているの。
何よりもとても素敵なことですね。^^☆彡
newton
arashi
てんてん