『 翔ぶが如く (十) 』

今日は函館でお誕生会をする、と言って飲む。 一昨日誕生日だった男友人と、元祖乙女座会である。 なかなか読み進められなかったのには、理由がある。 作品の中にある気分と、どうしようもない機構へのもどかしさ、だと思う。 そのことを、司馬氏の9頁にわたる「書き終えて」を読んで、理由が分かった気がしている。 p357 「私ども役人は、明治政府が遺した物と考え方を…

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『 翔ぶが如く (九) 』

昨日の作業結果     水泳プカプカ    2.4㎞     自転車をこぐ    20㎞     歩こう歩こ    16846歩 「歩King」小樽遠征のダメージは、泳ぎでほぐしておいた。 ただ、札幌駅から北大構内を抜けたころ、歩くのがキツくなった。 本日は完全オフ、予想気温30℃だからこそ、露天風呂にでも行こうかと思う。 『 翔ぶが如く…

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『 翔ぶが如く (八) 』

とうとう西南戦争の火ぶたが切って落とされた。 絶対恩師・上迷が言っていた無念の、「越すに越されぬ田原坂」は耳に残っている。 『 翔ぶが如く (八) 』 司馬遼太郎/文春文庫(2002年5月10日発行) p218  「戦い全体においても緒戦が大事である。小さな隊ごとにあっても同じことだ。最初に敵と出遭ったとき、どんな無理をしても勝たねばならぬ。最初の戦闘で負…

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